尖圭コンジローマは若い男女に多い性感染症

2020年01月16日

尖圭コンジローマは有名な性感染症のひとつですが、これは若い男女の間で感染することが増えています。近年は結婚する年齢が低下していることや、交際を行う男女が減っている傾向にあると言われているため、若年層の間で性感染症の流行は少ないのではないかと思われがちですが、特定のパートナーを持たずに性行為を繰り返す若者や、性産業に従事する女性、性風俗を利用する男性は増加しているため、感染者は決して少なくないのです。尖圭コンジローマはコンドームなしでのセックスやオーラルセックス、アナルセックスなどで感染するため、正しい予防策を取らずに性交渉を行っている人たちの間で蔓延している傾向にあります。

尖圭コンジローマに感染すると、潜伏期間を経た後、肛門や性器にイボが見られるようになるという自覚症状があらわれるのです。肛門や性器のイボは性別に関係なくあらわれるので、男性も女性もイボが発生した場合は疑ってみるべきだと言えます。本当に病気であるかどうか判断するためには、抗体を採取して検査を行うことで判断を行うことが可能です。ただし、潜伏期間中やウイルスが身体の表面にあらわれていない時期は検査を行っても陰性反応を示すので、適切な時期に性病検査を受けなければ病気を見逃す可能性があるので注意しましょう。

尖圭コンジローマにならないようにするためには、予防接種を受けることもできます。予防接種以外で防ぐためには、感染者とは性行為を行わないように心がけたり、普段から性交渉の際にはコンドームを装着したりするなどが必要となるでしょう。こういった予防策を考えて実行することによって、再発しやすい尖圭コンジローマにかかるリスクを下げることができます。

尖圭コンジローマはイボができてしまい、治療ではレーザーや電気メスを用いて切除することになりますが、きちんと取り除ききったつもりであっても、潜伏期間中のウイルスが時間の経過とともに活性化されてイボとなるので、そのとき発生しているイボだけにアプローチしても治療が終わらないのです。一見治ったように見えても再発してしまうため、尖圭コンジローマを完全に治療することは非常に難しいと言えます。ベセルナクリームは尖圭コンジローマに効果がある治療薬として知られているので、外科的手術でイボを取り除いた後はベセルナクリームを用いることで、再発を食い止める手助けとすることができるでしょう。尖圭コンジローマは早期発見からの治療が早く完治させるために重要ですので、自覚症状があらわれたら、すぐに適切な行動を取るようにすると良いです。